荒れ狂う風

「これまで経験したことがないような記録的な暴風に見舞われる恐れがあり厳重の警戒を」と呼び掛けていた。そこで、私が過去の経験で、恐ろしいと感じたのは、2011年9月21日の台風。当時のブログの記述を読むと

「その後の急速の天候悪化。見る見る間に風は激しさをまし、木々をなぎ倒さんばかりにまた建物も激しく揺さぶる。庭のミモザの幹が折れ、オリーブやユーカリも根から倒れてしまいました。そのような中、父母の皆さんよる送迎は大変だったと思います。自転車なんて乗れやしないし、あげくの次々の電車運行停止・・・・急きょ、車でお父さんのお迎えなども。おまけに、峠を越したころの突然の停電!(地震後の計画停電対策が功を奏する)そして、暗闇の中、急きょ遠路徒歩帰宅のお母さん、特別送迎にて保育業務も無事終了。」

当時も30メートルを超える暴風でご近所では屋根がはがれたお宅もあった。そこで、割れんばかりにきしむ窓ガラス対策として送迎車2台を園庭に配置し、物干し竿や網戸も外し飛散対策する。日付が変わる頃より庭の木々がまるで鞭でもふるように激しく体全体を揺さぶり始めた。そして、なんといっても国道に設置してある大きな標識付きの仮設ガードレール(重量鉄骨とコンクリート重し)が動き出す。大きな標識を目指して次から次へと当たる風の大きな塊。ついの道路の片側を塞ぐように倒れてしまう。国道を車並みのスピードで走る折れた傘、踊り舞いながら渡る5メートルもある看板カバー(どこからきたの?)やがて3時過ぎには治まる・・・。

 実は前回のように停電を覚悟し、その時間によっては、冷蔵庫の食材が?災害用の備蓄給食?なんてことも想定していました。でも、このあたりでは大した被害もなく一安心。でも、曜日や時間帯によってはこの程度ということにはならないであろう。そして、何事もなかったようにこの風が運んできた真夏のような陽気。砂遊びががエスカレートしとうとう水遊びまで。こんな異常な10月がスタート。保育室もハロウィンモードへ。しかし、経済動向は桶屋たくさんいるようで・・・

2018年10月01日